設立の方法は、大きく2つに分かれます。
設立の方法は、大きく2つに分かれます。
弊事務所では、クラウド会計でしたらマネーフォワードかfreee、デスクトップ版でしたら弥生をおススメしています。やはりこの3社はマーケットシェアが高く情報が豊富ですし、価格も問題ありません。(実は会計ソフトって結構高いんです。)
マネーフォワードとfreeeは設計思想が異なり、マネーフォワードはどちらかというと従来の会計ソフトの延長、freeeはERP寄りの発想のようです。どちらも無料期間がありますので、少し使ってみて、使いやすいと思える方を採用するのがいいでしょう。
気を付けていただきたいのですが、通常、会計ソフトは税務申告まで対応していません。個人事業主の所得税申告書は「国税庁 確定申告書等作成コーナー」で作成すればいいのですが、私の知る限り、法人税については無料で申告書を作成できるサイトはありません。
税務申告ソフトを買おうとすると、これまた高額になりますが、手書きでの作成は辛く厳しい道のりとなりますので、結局は税理士に依頼することになってしまいます。税理士も期限ギリギリに依頼されても困ってしまうので、早めの相談をお勧めします。
税理士に相談するタイミングですが、青色申告承認申請等の届出が漏れてしまうと痛手を被ることになりますので、開業/会社設立の時に相談することが望ましいです。
これは難問です。google先生によれば、月額顧問料:2万円弱~、決算報酬:10万円~が相場のようです。
私も報酬テーブルを作成するにあたって調べたのですが、報酬テーブルを公表している税理士は少なく、実態としては、ケースバイケースで何となく決めていることが多いようです。
報酬がとても安い事務所の税理士の話を聞いたことがあるのですが、客先訪問一切無し・事務所フォーマットの利用徹底・スタッフワークのルーティーン化等で徹底的に効率化しており、手間のかかりそうな会社は顧問就任を断っているとのことでした。それが悪いというつもりは全くありません。ただ、事務所のサービスポリシーを理解した上で、契約することが必要と考えています。